パレスチナ:ストラスブールの欧州議会本部前でパレスチナ人民への連帯デモ
2024年11月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■欧州議会前でパレスチナ人民の保護を求めるデモ
【パリ:諸通信社】
水曜日、フランス・ストラスブールにある欧州議会本部の前で、パレスチナ人民の保護を求めるデモが行われた。
デモ参加者らはフランスやヨーロッパの市民団体、特にフランス・パレスチナ連帯協会の呼びかけに応じて、同議会本部前に集まった。
彼らはパレスチナとレバノンの国旗を持ち、フランス語、英語、ドイツ語で「我々はジェノサイドの支援は許さない」、「ジェノサイドを止めろ」、「ジェノサイドのための武器はない」と書かれたプラカードを掲げた。
またこのデモでは、1年以上にわたって続くガザに対するイスラエルの攻撃によって死亡した民間人の写真を載せた大型ポスターの掲示もなされた。
イスラエル占領軍は2023年10月7日以降、米国の支援のもとガザ地区でジェノサイドを行い、その多くが子供や女性たちである14万9千人以上のパレスチナ市民を死傷させた。これは世界でもっとも悲惨な人道危機のうちのひとつであり、大規模な破壊と数十人もの子供と老人を死に至らしめた飢餓のさなかに、行方不明者は1万人に上った。
イスラエル占領軍は、国連安全保障理事会による即時停止決議や、ガザ地区でのジェノサイドを停止し悲惨な人道状況を改善するための措置を取るように求めた国際司法裁判所の命令を無視しながら、現在も虐殺を続けている。
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翻訳者:笠井まや
記事ID:59159