イエメン:フーシー派がアメリカの艦艇を標的に

2024年12月02日付 al-Quds al-Arabi 紙

◾️フーシー派は、テルアビブへの極超音速ミサイル攻撃から数時間後に、アメリカの駆逐艦と補給船3隻を攻撃したと発表した
【サナア:本紙】

「アンサール・アッラー」(フーシー派)は日曜日の夜、アラビア海およびアデン湾でアメリカの駆逐艦とアメリカ軍の補給船3隻を攻撃したと発表した。これは、ヒズブッラーとイスラエルの間で停戦が成立して以来、同グループによる最初の2つの作戦で、極超音速ミサイルでテルアビブの重要目標を攻撃したと発表した数時間後に行われた。

軍部スポークスマンのヤフヤー・サリーア大佐は声明の中で、海軍、無人航空機部隊、そしミサイル部隊(フーシー派に所属)が共同で質の高い軍事作戦を実行し、アメリカの駆逐艦と、アメリカ軍の補給船3隻−「ステナ・インペカバル号」、「マースク・サラトガ号」、「リバティ・グレイス号」−を攻撃したことを明らかにした。

続けて、「作戦は16発の弾道ミサイル、巡航ミサイル、ドローンによって実行され、目標への命中精度は高く、直接的な打撃を与えた」と述べ、軍は「宣言された海上作戦区域で、イスラエルおよびアメリカの敵に対する軍事作戦を、ますます激しいペースで実施する。敵の攻撃が停止し、ガザ地区の封鎖が解除されるまで、決して止まることはないだろう」と強調した。

英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は、日曜日に短い声明を発表し、アデンの南80海里の地点で船舶が事故に遭ったと報告したが、それ以上の詳細については明らかにしていない。

アンサール・アッラー(フーシー派)は、昨日日曜日の早朝、テルアビブの重要目標に対して「パレスチナ2」型の極超音速ミサイルを用いた軍事作戦を実行したと発表し、今後はミサイルや無人機による軍事作戦を倍増させると強調した。

(後略)


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翻訳者:新階 望乃
記事ID:59166