文化イスラーム指導大臣と日本大使が会談で強調:イランと日本の多面的関係発展の幅広い機会(1)

2024年11月28日付 Iran 紙

 文化イスラーム指導大臣は、イランと日本は社会的・文化的・芸術的・科学的関係発展のための幅広い機会を有しているとした上で、「文明の古い歴史は、テヘランと東京の文化交流に数多くの機会を提供している」と述べた。

【イラン電子版 文化部】塚田玉樹駐イラン日本大使はアーザール月7日[西暦2024年11月27日]に、[2029年に迎える]イランと日本の外交関係樹立100周年に際して、セイエド・アッバース・サーレヒー文化イスラーム指導大臣と会談した。

 文化イスラーム指導大臣はこの会談において、日本大使がイラン駐在開始当初数ヶ月の時期に面会したことに言及しつつ、大使について、イラン人と良好な関係を築くことのできる、科学・文化・芸術に関心のある人物であると述べた。

 サーレヒー大臣は、イラン人は困難な時に出会った友人を忘れることはないとして、以下のような考えを述べた。「イラン人は日本人に対して、歴史を通じて、また現代においても良い印象を持っており、そのことが両国関係の未来に寄与する可能性がある」

 大臣は、日本大使もまた制裁が両国の良好な経済関係の障害であると考えていると指摘した上で、以下の点を付け加えた。「こうした状況下でも、経済的な交流能力を最大限にする必要があり、また交流の場を閉ざさず、さらに広げるような仕方で、科学的・文化的・芸術的そして民間的関係の規模を拡大しなければならない。なぜなら、このような状況は今後もずっと続くものではなく、もしそのような交流の場が開かれていれば、関係を再び飛躍させるための転換点となりうるからである」

−(2)に続く−


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翻訳者:NM
記事ID:59209