レバノン:南部で続くイスラエルによる停戦合意違反

2024年12月12日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエルがレバノンで水曜日に7件の停戦合意違反を犯し、2人が死亡、1人が負傷

【ベイルート:アナトリア通信】

イスラエル軍は水曜日(11日)、「ヒズブッラー」との停戦において7件の違反を犯し、死者2人と負傷者1人を出した。

これにより、14日前の停戦発効以降、イスラエルによる違反数が202件に増加し、合計で25人の死者と30人の負傷者が出た。

通信社が伝えた報道によると、水曜日の停戦違反は、ナバティーヤ県(南部)のビント・ジュバイル地区とマルジャイユーン地区、および南部県のスール地区で集中的に発生しており、違反内容は、無人機や砲撃による空爆、家屋への突入および爆破、機銃掃射であったという。

ビント・ジュバイル地区では、イスラエルの無人機が、バイト・リーフ村・サルビーン村間の街道を走っていた小型のバンを誘導ミサイルで攻撃した結果、民間人のハムザ・ムルシド・バダーハさんが死亡し、彼の遺体が病院へ運ばれた。

保健省によると、「イスラエルの無人機が、アイナーター村とビント・ジュバイル市の間に位置するハッラト・ダラーズ村にある家屋に対し空襲を行った結果、死者1人と負傷者1人が発生した」という。

マルジャイユーン地区では、イスラエル軍の部隊が、ブルジュ・ムルーク村にあるジューキー家の住む家に突入し、その後、立ち入り捜索や住んでいた2人に対する尋問を行い、彼らの携帯電話も押収した。

「後略」


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翻訳者:大森耀太
記事ID:59233