2024年の最も重要な考古学的発見 | スィースターン平原は屈指の重要性(1)

2024年11月30日付 Hamshahri 紙

 西暦2024年は、考古学において重要で知的好奇心をそそられるような発見に満ちた年であった。

【ハムシャフリー電子版】スーダンの砂漠からタジキスタンの山々、ペルーの神殿、そしてイランの南東部に至るまで、世界中の考古学者たちが、我々の過去の見方を変えた宝を発見することに成功した。

 それらの発見は、古代文明が当初の想像に反して、科学やテクノロジーから芸術や宗教に至る様々な分野において、先進的な知識と技術を持っていたことを我々に示している。

◆イランの4000年前の文明の遺構
 イラン暦1402年バフマン月(イラン暦11月)の1日、西暦に直すと2024年の1月に、考古学者らは、ザーヘダーン–ザーボル鉄道の第4区間を調査し、23の遺構と丘が4000年以上前のものであることを明らかにした。これらの遺構は主にシャフレ・スーフテ(シャフレ・ソフテ「焼かれた都市」の意)の第4期に関連するものであり、スィースターン平原に高度な文明があったことを示している。この遺構は、この地域の歴史的重要性とイラン史上のその地位を余すことなく明確に示している。

◆ペルーでの遺骨の発見
 ペルー北部のケネト(Queneto)遺跡で、考古学者のチームが3800年前の墓から4人の遺骨を発掘した。この発見は、インカ帝国以前にこの時代に存在していた、初期のペルー文明に関連するものである。発掘された遺物には、石器や埋葬の儀式に供された品々が含まれており、それらは当時の生活や宗教的信仰についての貴重な情報を提示している。

−(2)に続く−


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翻訳者:SK
記事ID:59417