中国企業が世界で最も高い太陽光発電施設の稼働を開始した。標高5228mに位置するこのプロジェクトは、標高5100mに建設された第1期プロジェクトを超え、世界で最も高い太陽光発電施設とされている。
【ハムシャフリー電子版】エレクトレック[世界のテクノロジーやエネルギーインフラ関連のニュースを扱うアメリカのニュースサイト]によると、2020年に実用規模で世界最高高度のソーラープラスストレージ[太陽光+蓄電池]のプロジェクトがチベットの標高4700メートルの地点で完了した。そして次の段階として、面積1.4平方キロメートル、容量100MW、太陽光パネル17万枚を備えた才朋太陽光発電蓄電所が立ち上げられた。
50MWの第1期は2023年12月に稼働を開始し、それ以来現在まで60GWh以上の電力を生産している。この発電所の建設目的は、中央チベットの冬から春にかけての電力不足を軽減することである。このプロジェクトは、より高い変換効率を提供し、より多くの電力を生産するためにこの地域の雪の高い反射率を利用するTOPCon(Tunnel Oxide Passivated Contact)型のパネルで構築されている。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:KM
記事ID:59427