シオニスト政権によるガザの病院への攻撃を受け保健相が国連に宛て書簡
2024年12月28日付 Jam-e Jam 紙
保健・医療・医科教育相はアントニオ・グテーレス国連事務局長に宛てた書簡の中で、ガザ地区北部で唯一稼働中の医療センター、カマール・アドワーン病院に対するシオニスト政権の度重なる攻撃を非難し、迅速な措置を取るよう国連に求めた。
【ジャーメ・ジャム電子版】保健省の発表によると、保健・医療・医科教育相のモハンマドレザー・ザファルガンディー博士によるアントニオ・グテーレス氏へ宛てた書簡には以下のように記されている。
「シオニスト政権によるガザ地区北部で唯一開院中の医療センターであるカマール・アドワーン病院への度重なる残忍な攻撃、及び世界保健機関のテドロス・アダノム事務局長とその同行者らがいたサヌア空港への攻撃を、この占領政権が剥き出しの暴力を継続し、国際条約と国際法に違反し続けているものと見做すべきである。
残念ながら過去1年間、あらゆる国際的な手続きや国際法に反して、国際社会は医療センターや医療スタッフ、医師や看護師、救命士らに対するシオニスト政権の致命的な攻撃を何度も目撃してきた。一方、国際的な機関や組織は、このような攻撃が繰り返されてきたにもかかわらず、それほど効果的な対応をしてこなかった。
私は、これらの攻撃を非難する一方、閣下の真摯な対応と姿勢、及びこれらの攻撃の継続を非難するべく国際機関の一致団結創出への取り組みを求め、この点での迅速かつ実践的な措置を要請する」
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翻訳者:ON
記事ID:59507