モスクワ駐在イラン・イスラム共和国カーゼム・ジャラーリー大使は、二国間協力の包括文書締結にイランとロシア両国の準備が整ったことについて言及し、マスウード・ペゼシュキヤーン大統領が1月17日にロシア訪問すると発表した。同大使は、この訪問中に両国大統領が二国間協力の合意書に署名すると述べた。
【ハムシャフリー電子版】ジャラーリー大使は、ユーラシア経済連合の会合に参加するため、サンクトペテルブルクの地へ赴き、市内にあるメチニコフ医科大学のイラン人学生および大学理事らとロシア国内の大学に通うイラン人大学生の問題調査について話し合った。
同氏は、この会談で、二国間協力の包括文書にイランとロシア両国が署名する準備が整ったことについて言及し、マスウード・ペゼシュキヤーン大統領が1月17日(イラン暦10月28日)にロシア訪問すると発表し、以下のように述べた。
「この訪問では、二国間協力の合意書がマスウード・ペゼシュキヤーン大統領とウラジミール・プーチン大統領によって署名される」
ジェラーリー大使は、南北回廊を両国の次の経済計画と呼び、以下のように述べた。
「月曜日、二名のロシア副首相が、この計画の協議のためにテヘランを訪問し、我が国大統領および政府高官らと、この分野について意見交換を行った」
イランへのロシア産ガス輸送計画実施への期待
駐露イラン大使は、イランへのロシア産ガス輸送計画が両国経済の次の重要計画であるとし、早期にこの計画が達成されることへの期待を表明した。
ジェラーリー大使はまた、サンクトペテルブルクで産業・鉱業・貿易大臣の出席のもとユーラシア経済連合首脳会談が開催されたことに触れた。
同氏の話の別の部分では、北オセチア、ダゲスタン、アストラハンなど、両国のあまり知られていない文化的共通点について言及した。
「イランとロシアの関係は発展を迎えており、両国は多くの文化的共通点を有している。この共通する基底において、イラン人大学生は、二国間関係の接点であり大使でもある」
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翻訳者:AM
記事ID:59518