パレスチナ:国連安全保障理事会がパレスチナの子供たちに関する緊急会合を開催
2025年01月23日付 al-Quds al-Arabi 紙
■議長国アルジェリアとロシアの要請により、安全保障理事会がパレスチナの子供たちに関する緊急会合を開催
【国連:本紙】
国連安全保障理事会は2025年1月の議長であるアルジェリアのアンマール・ビン・ジャーミウ大使とロシアのワシーリー・ネベンジャ常駐代表の要請により、木曜日の午後3時に緊急会合を開催する。そこではパレスチナ人児童をめぐる問題、特にガザ地区、東エルサレムを含む占領下ヨルダン川西岸地区といった諸地域で彼らが占領軍の手によってさらされている人権侵害が主題となる。
本紙が複数の外交筋から得た情報によると、国連事務局の高官が、占領下パレスチナの全土で健康、栄養、教育の状況が悪化するなかで、パレスチナの子どもたちが受けている被害について、安全保障理事会に説明を行う予定である。
本紙が同複数筋に対し、国連事務総長の子どもと武力紛争に関する国連事務総長特別代表であるバージニア・ガンバ氏がこの会合で説明を行うかどうかを外交筋に尋ねたところ、同氏は参加しない予定であるとの回答を受けた。その理由としては、「彼女はパレスチナの子どもたちだけではない、すべての子どもたちについて話すために、参加しない」とのことであった。また同複数筋は、「人道問題調整事務所からのブリーフィングが行われることになるだろう」と付け加えた。
(後略)
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翻訳者:瀬川遥加
記事ID:59552