ガザ:カタールで亡命生活を送るパレスチナ人ジャーナリストの告白

2025年01月23日付 al-Quds al-Arabi 紙

『ル・モンド』:ガザの悲劇を体現するジャーナリスト、ワーイル・ダフドゥード、彼はこのように苦しい亡命生活を送っている

【パリ:本紙】

フランスの『ル・モンド』紙は、「ガザの悲劇を体現するジャーナリスト、ワーイル・ダフドゥードの苦い亡命」という見出しで、「ジャズィーラ」(アルジャジーラ)のガザ支局長が1年前に重傷を負い、家族の大部分を失ったのちにカタールに避難したと報じている。だフドゥード氏はそれ以来、彼はパレスチナの同胞の悲劇を糾弾し続けており、今日では、1月19日に発効した停戦に祖国への帰還という希望を抱いているのだという。

同氏は20年にわたって勤務しているジャズィーラに対して次のように語っている。「私にとって、遠くから現在の状況を眺め、瓦礫の中にいる同僚たちを見ることは簡単なことではありません。しかし私たちはこの瞬間を、その甘さと苦さとともに、最大限に生きれるようにならなければなりません。それは471日間の戦争の末にガザの人々に若干の安堵をもたらすかもしれない停戦の甘さと、これら全ての苦しみに耐えるという苦さです」。

1か月前の12月14日にイスラエルの銃撃を受けて以来、右腕にギプスをはめたままのダフドゥード氏は、「Zoom」を通じた数少ないインタビューに応じ、自らの身に何が起こったのか、そして生まれ故郷への揺るぎない愛着を告白した。

(後略)


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翻訳者:鈴木健太
記事ID:59616