パレスチナのある当局者は、パレスチナ抵抗運動が停戦合意に口頭で合意したと発表した。一方、米国国務長官も「ガザ合意は成立目前だ」と述べた。

【ハムシャフリー電子版】パレスチナのある当局者はロイター通信に対し、「ハマース運動がガザ停戦合意に口頭で合意したことを発表し、合意文書の提出に向けてさらなる情報を待っている」と述べた。
イスラエルのチャンネル12は1時間前に、合意の第一段階では約1000人のパレスチナ人捕虜がシオニスト政権の刑務所から解放されると報じた。

　合意の第一段階においては、ハマースの著名な捕虜らがシオニスト政権の刑務所から解放されることはないだろう。

合意の第一段階には、ガザへの人道支援を1日あたりトラック600台に増加させることが含まれている。

　この段階で、イスラエル軍はネツァリム枢軸［イスラエルとの境界から地中海沿岸まで約9キロメートル；ネツァリム回廊］から撤退し、合意履行の22日目からガザ地区の住民は同地区北部に戻ることができるようになる。

　一方、アントニー・ブリンケン米国国務長官もコメントの中で、「ガザ合意は成立目前だ」と述べた。

　ブリンケン長官は、「ガザ合意は成立間近であり、数時間以内に実現する可能性がある」と付け加えた。合意が成立すれば、バイデン大統領が昨年5月に提示した計画に基づくものとなる。