ガザ:人道支援物資を積んだ552台のトラックがガザ地区に到着
2025年01月19日付 al-Quds al-Arabi 紙
■停戦初日…552台の救援トラックがガザ地区に到着
【ガザ:アナトリア通信】
イスラエルによる15か月にわたる大量虐殺に続く、停戦合意の実施初日にあたる日曜日、552台の人道支援物資を積んだトラックがガザの検問所を経由してガザ地区に入ってきた。
ガザ地区内務省の情報筋は、「日曜日の朝から、人道支援物資を積んだトラック552台がガザ地区の各通行所を通過して入ってきており、そのうち242台はガザ地区北部を目的地とするものだ」と語った。
同筋によると、それらのトラックには燃料、医薬品、食料のほか、野菜や果物などが積載されていたという。
さらに同筋は、ガザ地区の住民の需要を満たすため、さらなる人道支援物資の搬入を進めるための作業が継続されていると明らかにした。
これに先立ちパレスチナの情報筋は、ガザでの停戦発効にともない、エジプトからの人道支援物資を運ぶトラック数十台が、ガザ地区に入る準備としてケレム・シャロム通行所に到着したと伝えた。
イスラエル軍が昨年5月7日に開始した作戦の一環としてラファフ通行所を制圧しその一部を破壊し焼き払ったことで、同月24日以来、救援物資はケレム・シャロム検問所を経由してガザ地区に搬入されている。
停戦合意の第一段階では、人道支援物資を積んだトラック600台が毎日にガザ地区へ入ることや、合意実施の7日後にラファフ通行所を解放することなどが規定されている。
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翻訳者:藤井翠
記事ID:59647