トルコ実業家協会高等諮問委員会委員長、取り調べ
2025年02月14日付 Cumhuriyet 紙
トルコ実業家協会(TÜSİAD)高等諮問委員会オメル・アラス委員長が昨日同協会の総会で行った演説での発言が元で、「公正な裁判に影響を与えようとした」及び「虚偽の情報を公に流布した」罪で捜査が開始された。
イスタンブル主席検察局は、トルコ実業家協会高等諮問委員会のメフメト・オメル・アリフ・アラス委員長が昨日同協会の総会で行った演説の中で捜査・起訴に繋がる彼の発言の一部について、「公正な裁判に影響を与えようとした」及び「虚偽の情報を公に流布した」罪で捜査を開始した。
アラス委員長は昨日の演説で、「平和裏に政治権力が交代したことは、我が国の民主主義の力を再度全世界に示した結果となった。しかし、選挙後に選出された者たちが解任され、官選の者たちが任命されたことは我々の民主主義を損なった。」と述べていた。
主席検察局は、アラス委員長の発言を「司法を教唆・操作するもので、虚偽であり、公共の平和を乱すことに当たる発言だ。」と主張した。
この記事の原文はこちら
翻訳者:大屋千寛
記事ID:59682