2025年度の働く母親へのベビーシッター支援額が決定した。トルコ社会保障機関は、欧州連合(EU)からの融資で実施する「認定ベビーシッター利用促進を通じた正規雇用女性就労支援事業(EDUCARE II)」の支援額を325ユーロから510ユーロに増額する。同事業への申請は、電子システムe-Devletから行うことができる。ヴェダット・ウシュクハン労働・社会保障大臣は、「社会的インパクトの強いこの事業で母親、子ども、ベビーシッターを支援する」と述べた。
2025年度の働く母親へのベビーシッター支援がトルコ社会保障機関から打ち出される。EDUCARE II事業は、幼い子どもをもつ女性がキャリアを離れることのないよう、認定ベビーシッターの育児ケアを保証することを目的として開始された。同事業は継続される。
アンカラ、イスタンブル、イズミルで4/a(SSK)被保険者として働き、0~36ヶ月(36ヶ月を含む)児のケアのために認定ベビーシッターを雇用している母親を支援しようとするこの事業で、月々の支援額が325ユーロから510ユーロに増額された。
同事業の総予算は約1,530万ユーロで、毎月3,500人の母親と3,500人のベビーシッター、計7,000人の女性の安定的な目指す。
同事業はパートタイム雇用で働く母親も適用を受ける。同事業への申請は電子システムe-Devletから行うことができる。
■「プロジェクトはうまくいっている」
ヴェダット・ウシュクハン労働・社会保障大臣は、より強いトルコのためには正規雇用の増加が重要だと指摘し、正規雇用女性の支援は、その文脈で最も重要なトピックのひとつだと述べた。
■ウシュクハン大臣「我々は母親、子ども、ベビーシッターを支援する」
ウシュクハン大臣は、女性が正規雇用にとどまり、キャリアに参画できるようにすることを目的に実施された事業の多くはうまくいっていると強調し、次のように述べた。
「İş Pozitif事業やWomen-Up事業と同様、EDUCARE IIも正規雇用助成を支援する我々の事業のひとつである。EDUCARE事業により、母親らは経済的支援を受けることができ、かつキャリアから切り離されることがなくなる。あわせて認定資格ベビーシッターらの雇用も推進される。社会的インパクトの強いこの事業で母親、子ども、ベビーシッターを支援する」。
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翻訳者:原田星来
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