トルコのアレヴィー団体、シリアで殺されたアレヴィー派への追悼儀式の呼びかけ

2025年03月13日付 Cumhuriyet 紙

アレヴィー思想団体(ADO)は、シリアのラタキア(ラーディキーヤ)とタルトゥースで起きたアレヴィー派虐殺で亡くなった人々のため各信仰集会所にて追悼の儀式を行うと呼び掛けた。

ADOの声明により、12月8日にシャーム解放機構がダマスクスを掌握したのち、まずハマーおよびフムス地域においてアレヴィー派に向けた弾圧が突発的に繰り返されたこと、まだ生死の分からない人々がいること、アレヴィー派の人々が非人道的な扱いを受けていることが明かされた。

3月6日以降、殺害、拷問、酷い扱いが集団虐殺に転じたと伝えられ、シリア人権監視団のレポートにも言及した。

声明の中では、死者が計1383人に上ったと報告され、国連監視団がまだ全容を掴めていないのと同時に1000人以上の民間人の死者が出たのを確認した、と明らかにされた。

トルコのアレヴィー派が事態の展開に不安を抱いていると強調した同声明では、「シリアで奪われた命を悼むため、すべての集会所で木曜日に行われる集団礼拝の場で蝋燭を灯し、追悼の詩を詠み、追悼儀式を行うことに[皆を]誘う」と伝えられた。


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翻訳者:関口ひなた
記事ID:59827