ラマザンの日中、レストランは開いているべきか?

2025年03月18日付 Cumhuriyet 紙

コンダ(KONDA)リサーチ・コンサルタント社の最新調査結果が発表された。アンケート参加者には「ラマダン中、レストランは開いているべきか、イフタールまで閉めるべきか」という質問が行われた。2007年と2024年を比較した調査では、アンケート参加者の62%が「開いているべき」、38%が「閉めるべき」と回答した。調査では、「開いているべきだ」と答えた人の割合が48%から62%に増加していることが確認できる。以下が詳細である。

KONDAが「ライフスタイル」という名目で行なった調査で、ラマダン月に関する興味深い結果が明らかになった。

同社の発表によると、「ラマダン中、レストランは閉めるべきか」という質問に賛成した人の割合は、2007年から今日まで大きく減少している。2007年にラマダン中もレストランが開いているよう望む人の割合は47%だったが、2025年にこの割合は62%にまで増加している。

◾️「開いているべきだ」と主張する人は62%に増加

KONDAリサーチは、ラマダン中レストランが開いているべきかどうか市民に質問を行った。調査によると、レストランは開いているべきであると考える人の割合は、2007年では48%であったのが2025年には62%に増加した。

イフタール(1日の断食明けの食事)までレストランを閉めるべきであるという人の割合は38%から24%に、完全な休業を望む人の割合は14%から4%に減少した。

KONDAリサーチ会社が行った調査では、23年間の公正発展党(AKP)政権で、公的空間における信仰性の認識に目に見える変化が生じた。

結果は、ラマダン中の公共の場のあり方に対する見方が変化したことを明らかにした。伝統的な感覚にかわって、個人の自由に基づく認識が前面に出てきたことが注目できる。

一方、多くのレストランや企業は、ラマダン中もそれぞれの業務に適した形でサービスを提供し続けている。

一部はイフタールの時間まで休業することを選択し、一部は一日中サービスを提供して様々な社会層の市民の要望に応えている。


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翻訳者:安孫子織絵
記事ID:59842