最高指導者の昨日の発言を受け、トランプ大統領がイランへの対応方法について新たな声明を発表
2025年03月09日付 Hamshahri 紙
ドナルド・トランプ大統領はFOXニュースのインタビューにおいて再度「私はイランに危害を加えるつもりはない、イラン人は素晴らしい人々だ」と主張した。
【ハムシャフリー電子版】アメリカ大統領はある脅迫的な発言において、「イランに対応するには2つの方法がある。1つは軍事的な方法である。もう1つは合意に達するという方法である。私は合意を求める。イランの人々や国家に危害を加えたくはない」と主張した。
同氏は「イラン国民やイラン人は素晴らしい人々だ。私はアメリカにいる多くのイラン人を知っている」と述べた。
トランプ大統領はある質問に答えて、「私は彼ら(イラン)の政府が嫌いだ。彼らは悪魔のようだ。しかしイラン国民は素晴らしい人々である。彼らは路上に出ているのが見つかれば発砲されるような、厳しい政権の支配下にある」と主張した。
トランプ大統領は「イランが貧しく、ハマースやヒズボラに与える資金がなかったならば、10月7日も起こらなかっただろう」と述べた。
同氏はインタビューの冒頭、イランに書簡を送ったことと、最大限の圧力をかけた政策の下でイランと新たな合意に達したいという自身の意向を主張した。トランプ氏はその上でイランを脅迫した。
トランプ氏はこの点に関し、「ワシントンはイランの核開発計画に関して、イランと合意に達することを望んでいる。しかし時間はなくなってきている」と述べた。
アメリカ大統領によって先週繰り返されたこれらの主張やイラン当局に書簡を送ったという話題が出ている一方、最高指導者は昨日演説の中で、以下のように暗にそれに回答した。
最高指導者は体制幹部らと面会し、「一部の横暴な政府が交渉にこだわるのは、問題解決のためではなく、支配と自身の期待の強要のためだ。イラン・イスラーム共和国は彼らの期待を決して受け入れないだろう」と述べた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:SR
記事ID:59845