アメリカ: イランに対し《最大限の圧力》を行使する│テヘランの資金源を断つ
2025年03月13日付 Hamshahri 紙
アメリカは地域の主要な不安定要因であるシオニスト政権への全面的支持に言及せずに、イランが世界平和への脅威であり最大限の圧力をかけ続けるべきだと主張した。
アルジャジーラによれば、国連米国代表部が声明を出し、アメリカ大統領ドナルド・トランプがイランの核計画を国際平和・安全保障への脅威と見なしていると発表した。
この声明では、イランが高濃度ウラン濃縮プロセスを加速しており、他国とは異なり核兵器を保有せず高レベルのウラン製造を続けていることが主張された。
米国代表部はまた、イランが安全保障理事会の決議を明らかに無視しており、平和目的での高レベルのウラン濃縮は有り得ないと断言した。
この声明では、安全保障理事会はイランの行動に対し明確で一致した立場を取り、これを非難すべきであると述べられている。
ワシントンは、トランプのイランに対する《最大限の圧力》として知られる戦略を引き続き実行し、世界を不安定化させようとしているテヘランの資金源を断つことを強調した。
アメリカは以下のように主張した。「ワシントンは、イランが世界を不安定化させる為に資金利用することを阻止し続ける」
米国代表部はまた、ワシントンイランの核計画について同国当局が繰り返し発している声明について再度以下のように宣言した。「ワシントンは、イランの核兵器保有を妨害する」
米国代表はまた、ワシントンがイランに核兵器を所有させないよう責任を負っていることを主張した。
革命の指導者(訳註: イラン最高指導者ハーメネイー師)は、学生らとのラマダーン会合に際して以下のように仰られた。「核兵器については、《イランが核兵器を所有できるようにはしない》と言われているが、我々が万が一核兵器の製造を望めば、アメリカは我々を妨げることができないだろう」
同師は続けて述べられた。「我々は核兵器を保有しておらず、またそれを希求してもいない。なぜなら、我々自身が諸般の理由によりこれを望んでいないからだ。以前この理由を述べ議論を行っており、我々自身は望まなかった。しかし、もしそうでなく我々自身が望んでいたら、彼らは我々を妨げることはできなかっただろう」
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翻訳者:TM
記事ID:59856