エーゲ海観光、さらに便利に―事前ビザ不用対象、さらに増加

2025年03月21日付 Cumhuriyet 紙
エーゲ海に浮かぶギリシャの10の島を訪れるトルコ人に対する「到着時ビザ(Visa on Arrival)制度」が一年延長され、さらに2つの島が追加されたことが分かった。

外交筋からの情報によると、ギリシャは10の島へのトルコ国籍者の「到着時ビザ(Visa on Arrival)制度」を1年延長した。

制度延長は欧州委員会の承認のため提出され、それから正式に2026年4月まで延長されることが分かった。

■2つの島の追加

当初のリストは10の島が書かれていたが、パトモス島とセマディレキ(サモトラキ)島も含める形で拡大されると伝えられた。委員会はこの計画が1年間成功裏に実施されてきたことを歓迎しており、両国民の関係強化へ貢献したことを評価すると伝えられた。

■10の島で「到着時ビザ(Visa on Arrival)制度」

2024年3月に施行された制度に基づき、これまでにロドス島、コス島、スィサム(サモス)島、ミディリ(レスボス)島、サクズ(ヒオス)島、レロス(イェリョズ)島、シミ島、リムノス島、カリムノス島、メイス(カステロリゾ)島でトルコ人に対し10万件以上のビザが発行された。

Greek City Times によると、この「エクスプレスビザプログラム」は、地域の国境を越えた交流を促進するための実用的な施策と見なされている。また、新たな決定により、観光産業への依存度が高いこれらの島々の地域経済がさらに支援されることが期待されている。


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翻訳者:大屋千寛
記事ID:59861