国会国家安全保障外交政策委員会報道官「シャヒード・ラジャーイー港の爆発に関わる類推はメディアの憶測に過ぎない」

2025年04月26日付 Jam-e Jam 紙

 国会国家安全保障外交政策委員会報道官は、同委員会がシャヒード・ラジャーイー港爆発事案の調査に乗り出したことを発表し、「爆発現場は救助隊と治安部隊の統制下にある」と述べた。

【ジャーメ・ジャム電子版】エブラーヒーム・レザーイー報道官はバンダレ・アッバースのシャヒード・レザーイー埠頭での爆発事案に言及し、「状況に関する最新の情報よると、現在我々の最も重要な任務はこの爆発による負傷者・犠牲者の状況を調査することである」と述べた。

 同氏はさらに次のように付け加えた。「一部のメディアは、今回の爆発をベイルート港の爆発事故[2020年8月]に類比し、この事案がテロであるという仮説を提起しているが、それらの全てはメディアの憶測である。検証委員会や安全・治安問題の専門家らは、今回の事案が化学物質によって生じた爆発に起因するものであるのか、テロ活動に起因するものなのか、他の問題に起因するものなのかに関する第一報告書をまだ提出していない」

 国会国家安全保障外交政策委員会の同報道官は、「現在我が国が必要としているのは冷静さであり、国民に不安を抱かせるいかなることも自制しなければならない」との点を強調した。

 同報道官は最後に、「国会国家安全保障委員会は本日、本事案調査のための特別会議を開く予定であり、必要な場合は国会による代表団がシャヒード・ラジャーイー港に派遣されることになるだろう」と話した。


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翻訳者:MH
記事ID:60056