シャヒード・ラジャーイー港爆発事案で管理者2名が逮捕
2025年05月04日付 Jam-e Jam 紙
シャヒード・ラジャーイー港爆発事案の原因調査委員会は、第2回報告においてスィーナー・コンテナターミナルで起きた不幸な爆発事案に関連し、政府の管理者1名及び民間部門の管理者1名を逮捕したと発表し、透明性を確保した断固たるアプローチによる調査の継続を強調した。
(ジャーメ・ジャム電子版)シャヒード・ラジャーイー港事案の調査委員会は、遺族に哀悼の意を示し負傷者たちの回復を祈るとともに、同事案に関する調査の経過から最新の詳細を次のように発表した。
1.重要な容疑者の逮捕:第1回報告の冒頭部分に基づき一部責任者の過失を確認したのち、政府の管理者1名及び民間部門の管理者1名が、法定の令状発布により逮捕された。他の容疑者たちの召喚と取り調べの手続きも同様に進行中である。
2.不正確な証言への追跡調査:事実に反する情報を提供する者たちも特定されており、召喚及び彼らに関わる予備調査のプロセスが継続される。
3.進行中の技術的な調査:同委員会は、事案の決定的な要因を確定するには、専門家による調査や技術的・実験的措置の完了を待つ必要があると強調した。
4.透明性及び明確さへの責務:同委員会は、全面的かつ中立的なアプローチを保ちつつ、黙過することのない調査を行い、国民に向けて透明性を確保した情報提供を行う義務を負っている。
同委員会は、続報は調査の進捗に応じて国民への真相解明を目的とし公表されるだろうと発表した。
イラン暦1404年オルディーベヘシュト月6日(西暦2025年4月26日)にシャヒード・ラジャーイー港にあるスィーナー・コンテナターミナルで起きた恐ろしい爆発によって、少なくとも70名が死亡し、1200名以上が負傷したのは特筆すべきことである。当初の報道では、安全手順を順守しなかったことに加え危険物質の保管方法に問題があったことが、この惨事の要因として考えられると伝えている。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:MA
記事ID:60106