BRICSがイランに対するイスラエルとアメリカの攻撃を非難|首脳たちの重要な声明
2025年07月06日付 Hamshahri 紙
BRICS加盟国の首脳及び高官は、ブラジルで行われた会合の最終声明において、イランに対するシオニスト政権とアメリカによる最近の軍事侵攻を非難した。
(ハムシャフリー電子版)タスニーム通信によると、ブラジルで行われた本日のBRICS首脳会合は、イラン・イスラーム共和国に対するシオニストたちとアメリカの最近の残虐な攻撃を非難した声明を発表して閉幕した。
BRICS加盟国の首脳及び高官は、ブラジルで行われた会合の最終声明において「我々はイランとその核施設に対する軍事攻撃を非難し、その行為を国際法違反であるとみなす」と発表した。
この声明では「我々はガザ地区からイスラエル軍が完全に撤退する必要性を強調する」と述べられている。
◆BRICS最終声明内容
我々は非軍事的インフラと平和的核施設に対する意図的な攻撃に深い懸念を表明する。
地域的課題の対処を目的にした外交的イニシアチブについて我々は支持を表明する。また安全保障理事会にはこの問題に対処するように求める。
我々はガザに対するイスラエルの継続的攻撃が再開されているパレスチナ占領地の状況に改めて深い懸念を表明する。
我々は国際法、特に国際人道法と国際人権法の遵守を求める。
戦争の手段としての飢餓強制の利用を含む、あらゆる国際人道法違反の事案を非難する。
双方には善意をもって即時的かつ永続的な無条件停戦を実現せるためさらなる協議に参加するように求める。
我々は国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に向けて惜しみない支援を表明する。
我々はレバノンにおける停戦を歓迎し、また全当事者には厳格にこの内容を遵守するように求める。
恒常的停戦違反、及びレバノンの主権と領土保全に対する継続的な侵害を非難する。
イスラエルにはレバノン政府と合意した条件を尊重し、自国の占領軍をレバノン全土から引き上げるように求める。
シリアの主権、独立、統一と領土保全に対する我々自身の責務を強調する。
安保理決議2254号の原則に基づいたシリア主導による平和的・包括的政治プロセスを求める。
シリアの部分的占領を厳しく非難し、イスラエルには遅滞なく軍隊を引き上げるように求める。
シリアにおける外国人テロリストの戦闘員の存在〜に起因する脅威を非難する。
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翻訳者:MA
記事ID:60451