IOCのカースティ・コベントリー会長がイラン国民とオリンピック・ファミリーに哀悼の意と連帯を表明

2025年07月11日付 Jam-e Jam 紙

 国際オリンピック委員会会長はイランオリンピック委員会のマフムード・ホスラヴィーヴァファー会長宛に書簡を送り、イラン国民とオリンピック・ファミリーに対し哀悼の意と支援、連帯を表明した。

(ジャーメ・ジャム・オンライン)国際オリンピック委員会(IOC)会長は我が国のオリンピック委員会会長宛に書簡を送り、我が国の同胞への哀悼と同情の意を述べるとともに、イランオリンピック委員会への連帯と支援を表明した。

 エルサレム占領政権による我が国への野蛮な攻撃と何百人もの無辜の同胞の殺害に関しイランオリンピック委員会が送付した報告書対する返答として、昨日の朝に受領したこの書簡には次のように書かれている。

敬愛するイラン・イスラーム共和国オリンピック委員会会長
マフムード・ホスラヴィーヴァファー様

 最近の軍事紛争の悲惨な結果について私たちにお知らせくださった、2025年6月23日(1404年ティール月2日)付の貴殿の包括的かつ雄弁な書簡に感謝申しあげます。

 まず初めに、この紛争の無実の犠牲者とそのご家族に、深甚なる哀悼と同情の意を申し上げたく存じます。
ご存知の通り、国際オリンピック委員会は常に平和と調和、連帯を擁護しており、ますます厳しさを増す国際状況において、国際オリンピック委員会はオリンピズムとオリンピック価値の基本原則、特にスポーツの持つ団結させる力を守り、普及させるためにあらゆるレベルで全力を尽くすよう万全を期します。

 この痛ましい状況においてイランオリンピック委員会およびイランの全オリンピック・コミュニティに対する国際オリンピック委員会の全面的な支援と連帯を改めて表明したく存じます。

 オリンピックの価値の普及に向け貴殿の有意義なコミットメントと継続的なご尽力に感謝申し上げます。どのようなものであれ特別な援助が必要な場合には、いつでも提供できる体制を整えております。

敬意をこめて
国際オリンピック委員会会長
カースティ・コベントリー


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翻訳者:MS
記事ID:60489