ガザ:イスラエル軍がガザ地区攻撃、16人死亡。相次ぐ住宅破壊

2025年09月25日付 al-Quds al-Arabi 紙

■なかには子供たちも…イスラエルは木曜日の夜明け以来、ガザ地区で16人のパレスチナ人を殺害

【ガザ:本紙】
イスラエル軍は、木曜日の夜明け以降、ガザ地区で空爆と砲撃により16人のパレスチナ人を殺害し、数十人を負傷させた。これは、同地区に対する約2年に及ぶ大量虐殺戦争の一環である。

目撃者や医療関係者によると、イスラエル軍の襲撃は複数の地域の住宅を標的にした。

ガザ地区中部の町ザワイダでは、アブー・ダフルージュ氏の住宅を狙ったイスラエル軍の空爆により、子供や女性を含むパレスチナ人11人が死亡、9人が負傷した。



ガザ地区南部の都市ハーン・ユーニスでは、イスラエル軍戦闘機がワディー家の住宅を破壊し、女性2人を含むパレスチナ人4人が死亡、13人が負傷した。また、同市の東にあるバニー・スハイラ町でも空爆により青年1人が死亡した。

ガザ市では、イスラエルが完全制圧に向けて住民100万人に退避を命じる中、東部のトゥッファ-フ地区の住宅が爆破され、子供4人を含むパレスチナ人15人が負傷した。

また、イスラエル軍の無人機が、同市北部にあるシャイフ・ラドワーン貯水池周辺の民家に向けて爆弾を投下した。

イスラエル軍は、同市西部と北部も砲撃した。





原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:山西茉由子
記事ID:60830