レバノン:レバノンの人気女優、逝去2か月を経て故人を偲ぶ感動のメッセージをSNSに投稿

2025年09月25日付 al-Quds al-Arabi 紙

■カルメン・レッボス、ズィヤード・ラフバーニーに贈った感動的な音声と画像のメッセージ「あなたを愛していました、そして今も」- (ビデオ)

【ベイルート:ナーディヤー・イルヤース、本紙】

レバノンの人気女優、カルメン・レッボスは、偉大なアーティスト、ズィヤード・ラフバーニーの逝去から2か月を経て、心から彼を偲んだ。2人は約15年にわたりロマンティックな恋愛関係にあった。

深い苦しみと痛みの中、カルメンは自身のインスタグラムに「どの文もあなたで終わる」というフレーズを添えたビデオクリップを投稿し、彼への愛と忠誠を明らかにした。ビデオには、声と写真で故人への感動的で、表現豊かなメッセージを送るカルメンの様子が映し出されている。彼女は、彼との美しくも悲しい思い出を回想し、彼との貴重な写真や、2人の手書きの手紙が詰まった箱を開け、それらを公開している。

このレバノン人女優はビデオの中で、故ズィヤードに宛ててメッセージを贈っている。このメッセージは脚本家サリーム・ディークが作成し、ウバーダ・シャアラーニー監督が演出した。メッセージの中で彼女はこう語りかける。
ねえ、あなた。初恋のページを閉じたつもりでいたのに、そのページがまだ開いたまま傷跡ごと残っていたことに気づいた感覚をあなたは分かるかしら?私は何年も「もう乗り越えた」と言い聞かせているのに、今も「何故?」って問い続けてしまう。この「何故?」は「何故あなたは私に会いたくなかったの?」ということよ。あなたが私に会いたくなかったことに気付くのが遅すぎたわ。恐らくあなたは、そんな姿の自分を私に見られたくなったのね。

(後略)




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翻訳者:雨宮有希
記事ID:60840