レオ13世、スルタン・アフメト・モスクを訪問

2025年11月29日付 Hurriyet 紙

ヴァチカン市国のローマ教皇レオ14世は、イスタンブル訪問の一環として、イスタンブルのフェネル地区にあるギリシャ正教会総主教座へ足を運んだ。カトリックの精神的指導者は、総主教のバルトロメオス1世と会見する。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の公式招待により、トルコへ公式訪問を実施したレオ14世のイスタンブル訪問が現在進行中だ。

シシュリ区にあるイスタンブル聖霊大聖堂[カトリック]にて夜を過ごしたレオ14世の、土曜日最初の訪問地はスルタン・アフメト・モスクとなった。

◾️付近では厳重な警備

訪問に先立ち、付近では厳重な警備が施されるなか、文化観光省のメフメト・ヌリ・エルソイ大臣は、イスタンブル県ムフティ(宗務庁県筆頭職員)のエムルッラー・トゥンジェル氏と同モスク職員達とともにレオ14世に同伴した。

レオ14世にモスクに関する説明を行ったのは、スルタン・アフメト・モスクのムアッジン(礼拝を呼びかける係)アシュグン・ムーサ・トゥンジャ氏だった。

これに次いでレオ14世はイェシルキョイに所在するモル・エフレム・シリア正教会に向かった。

◾️イスタンブル・ギリシャ正教会総主教座への訪問

トルコ到着から3日目、教皇は、イェシルキョイのモル・エフレム・シリア正教会での会合の後、バラットに所在するイスタンブル・ギリシャ正教会総主教座へ移動した。

周囲は厳戒な警備が見られるなか、総主教座ではレオ14世の入場に合わせて鐘が鳴らされた。そして一方で[ムスリムの]午後の礼拝に際してはアザーン(礼拝への呼びかけ)も詠まれた。レオ14世の総主教座でのプログラムは続く。

レオ14世は、バラット所在のギリシャ正教会総主教のバルトロメオス1世に会見した。レオ14世は、バルトロメオス一世との共同文書に署名し、約1時間続いた面会ののち総主教座を後にした。レオ14世は、公開で行われるミサに参加するため、サルイェルにあるフォルクスワーゲン・アリーナへ赴いた。


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翻訳者:木村沙帆
記事ID:61216