UAE:経済強化に向けAIに投資
2025年12月10日付 al-Quds al-Arabi 紙
■UAEが経済強化に向けAIに投資
【アブダビ:AFP通信】
アブダビの砂漠の奥深くで、パリの面積の4分の1に相当する広さに及ぶ巨大な人工知能複合施設の輪郭が形になりつつある。これは、経済の多角化に資することを期待して、アラブ首長国連邦(UAE)が技術に賭ける最も大胆な試みの一つとされる。
巨大なクレーンが建設中の低層建物の前に立ち、これらは近く、5ギガワットの電力規模で稼働するデータセンター群へと姿を変える。これは米国以外では最大級の施設になるという。
G42グループ傘下のデータセンター企業「ハズナ」の戦略担当エグゼクティブディレクター、ヨハン・ニールロッド氏が述べたところによると、完成した複合施設は、約3200キロメートル圏内で40億人に供給できるだけのストレージ容量と計算能力を備えるという。
1960年代以降、石油は、遊牧民の部族が暮らす砂漠社会だったUAEを、中東における経済・外交上の有力国へと押し上げた。
今日、この富裕な湾岸国家は、将来確実に訪れる世界的な石油需要減少が生む空白を、AIが埋めることを期待している。
OpenAIは、G42が進める「スターゲートUAE」プロジェクトの第1段階の運用を担う。これは、1ギガワット規模のAI計算基盤で、オラクル、シスコ、エヌビディアなど米国の大手テック企業が支援している。
マイクロソフトは11月、2029年末までにUAEに152億ドル超を投資すると発表し、そのうち15億ドルはAIグループ「G42」への投資に充てられるという。
UAEは2017年以降、AIへの国家規模の依拠を強めており、世界で初めてAI担当相を任命した。さらに同国は、AI分野に関する国家戦略を打ち出した国として、カナダに次ぐ2番目の国になった。
(後略)
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翻訳者:宮元万緒
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