アナトリア最大のローマ後期・ビザンツ初期遺跡、発掘

2026年02月06日付 Milliyet 紙

カイセリのインジェス郡オレンシェヒル地区の発掘作業が続けられるなかで、中央アナトリアで最大の構造物が存在する地域を遺跡として指定するための取り組みが始まった。県の文化観光局のシュクリュ・ドゥルスン局長は会見を行った。

インジェス郡に属するオレンシェヒル地区の村内で、広域市が支援し、カイセリ博物館局が管理する考古学的発掘調査が続けられるなか、この地域を遺跡に指定するための取り組みが文化・観光省によって開始されたと発表された。

■「当時の皇帝がここに滞在した可能性も…」

県の文化観光局のシュクリュ・ドゥルスン局長は、発掘調査に関する情報を説明し、現場では600平方メートルを超えるモザイク装飾された床が見つかったとし、「私たちのインジェス郡オレンシェヒル地区で行われている発掘調査は、博物館局が主導して続けられています。

続けられている発掘調査は、重要な段階に来ています。当初は、モザイクの一部が知られていました。毎年行われる新たな発掘により、このモザイクがどれほど広いエリアに広がっているのかを目の当たりにしました。ここでは、600平方メートルを超えるモザイク装飾された床があるといえます。

特に私たちが注目しているのは、ここにあるモザイクがローマ時代後期からビザンツ時代初期にかかる時代のものと思われる点です。当時の最先端の表現がされています。大変質が高く、安定した状態で発掘されました。発掘調査が行われる一方で、発見されたモザイクの修復作業も行われています。現場では、専門家によってモザイクの汚れを落とす作業も行われています。

もちろん、主題は現在も続けられている科学的な見地からの発掘作業についてです。私たちはここで、モザイクの全容を把握するために待っていました。この遺跡は、当時の支配者の拠点の一つだったと考えられています。また、出土した碑文から、当時の皇帝がここに滞在した可能性に言及する研究者たちの見解も存在します。」と語った。

■文化・観光省によるプロセスが始まった

ドゥルスン局長は、この地域を遺跡として指定するため文化・観光省によって必要な手続きが開始されたと述べ、「モザイクはまるで作られたばかりのように見えます。ここを訪れた人たちが見学できるよう整備する必要がありました。

今年の発掘調査を受けて、文化・観光省によって必要な手続きが開始されました。必要な書類を送りました。今、この地域を遺跡として指定するための作業が始まりました。この作業が完了し、必要な許可を得たのち、モザイクをその場で保存しながら訪れた人たちに公開することを計画しています。

現在は計画段階ですが、計画が承認されたら、モザイクをその場で保存しながら、遺跡の上部を覆う上屋を設置し、訪れる人たちに公開する予定です。もちろん、この場で実施されることが必要な科学的な発掘調査は続けられます。

国内外から訪れる人たちが見学できる目的地に、今年中になることを願います。これに向け、オレンシェヒル地区で私たちの計画と活動は実施されています。」と述べた。


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翻訳者:丸山 礼
記事ID:61609