ラマダーン:ひと味違う集いの場への特別な招待状

2026年02月26日付 Jam-e Jam 紙

 集いのホストが、色々な料理だけでなく、輝ける機会を用意してあなたをもてなすような、そんな大きな集いの場に招待されたことがこれまでにあるだろうか?ラマダーン月はまさにそのような集いの場そのものであるが、それはひと味違う形式である。

 ここでは、我々の生を誰が司っているのか理解するために、飲食を断つ実践を行う。我々の生を司っているのは、心と刹那的な欲求なのだろうか、もしくは意思と神が我々に吹き込んだ崇高な魂なのか。

 目まぐるしく移り行くデジタル世界の中で、毎日、通知やトレンドに囲まれている君のために、ラマダーンはまるで≪リセット≫のボタンのように機能する。この一か月は、外部の喧騒から少し離れ、心の中の世界に旅することのできる機会である。

 神の集いは、ただイフタール[ラマダーン月中の断食明けに取る食事]の席につくことだけでなく、一種の精神的持久走に参加することであり、ほかの人よりも忍耐強く、寛大で、自制心をもった者がその優勝者となる。

 恐らく君は、学校や勉強で忙しいこの時期に、どうやって≪一流の参加者≫となれるのかと尋ねるだろう。答えはシンプルだ。「ラマダーンとは、自己管理である」

 喉が渇いてたまらない時、神と交わした約束を思い出し、水の入ったコップに手を付けなければ、君はそのことで実際には自身がどれだけ強いか証明している。この強さとは、ラマダーン月以降においても同様に、成功を収めるためにまさに必要なものである。

 今年は、ラマダーンをただサフール[ラマダーン月中の夜明け前に取る食事]のために起床することに留めないでおこう。この一か月、≪瞳の断食≫と≪言葉の断食≫にも挑戦し、決めつけを減らし、笑顔を心がけ、助けを必要とする人々の手を取るようにしよう。

 忘れないで、神は君に特別な招待状を送ったのだ。だから君にとって最高の自分でこの集いに参加して欲しい。


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翻訳者:KY
記事ID:61778