サウジアラビア:シリア経由の対トルコ接続鉄道に関する調査が完了予定

2026年04月22日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヨルダン、シリア経由の対トルコ広域鉄道構想…地域統合と物流網強化に向けた動きが進む

【ダマスカス:本紙】

サウジアラビアのサーリフ・ジャースィル運輸・物流サービス大臣は、ヨルダンとシリアを経由してトルコと鉄道で結ぶ計画について、今年末までに調査が完了するとの見通しを示した。

ジャースィル氏は、水曜日に公表された「アラビーヤ」の取材に対し、この事業は地域統合を強化し、通商の動きを支えるとともに、地域諸国間における持続可能な陸上輸送システムの発展に寄与するものだと述べた。

同氏はまた、サウジ国内の全国鉄道網は現在、ハディーサ国境通過所を通じてヨルダン国境まで延びていると説明した。そのため、この地点は、将来的に地域および国際的な鉄道連結へ拡大していくうえで、戦略的な基点になるという。

ジャースィル氏は今年3月、ジッダ・イスラーム港で物流ルート・イニシアチブを始動したと発表していた。これは、地域の海上輸送部門が変化する中で、紅海とアラビア湾における通商の流れを維持し、サプライチェーンの柔軟性を高めることを目的とする措置である。

同氏はその際、サウジの港湾と回廊は、地域内の通商を継続させ、地域諸国間の貨物の移動を円滑にするため、一体的に機能していると述べていた。

今月7日には、シリア、ヨルダン、トルコの運輸大臣がアンマンで、運輸部門と物流連結の発展に向けた了解覚書に署名した。これは、これら3か国の運輸部門における協力と統合を強化するため、合同閣僚委員会が行った広範な協議を受けたものだった。

了解覚書には、協力のための制度的・技術的枠組みの構築が盛り込まれた。そこには、合同委員会や作業チームの設置、統一的な部門別計画の策定が含まれる。

これにより、3か国間で取り組みを調整し、手続きを統一するとともに、制度の簡素化、スマートソリューションの導入、成果のフォローアップ、能力構築を通じて、この協力をデジタル化と投資に支えられた実施事業へ転換し、持続性を確保することが目指されている。

その際、シリアのヤアルブ・バドル運輸大臣は、了解覚書には、3か国の運輸機関レベルで実施すべき活動を明確に定めたロードマップが含まれていると述べた。また、それは3年間にわたるフォローアップの時間枠を伴うものだと確認した。


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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:61994