イスタンブル地下宮殿遺跡、イスタンブル市からワクフ総局へ移管

2026年06月02日付 Cumhuriyet 紙

イスタンブル広域市が修復し改めて重要な観光スポットの1つとなった地下宮殿は、今日10時にワクフ総局に管轄が移された。地下宮殿の移管作業は、観光客が見学のため入り口で列に並んでいるときに行われ、建物はワクフ総局が自らのチケット窓口を設置する日まで閉館となる。

勾留中のイスタンブル広域市のエクレム・イマムオール市長の任期中に「イスタンブル広域市遺産プロジェクト」により修復され、イスタンブルが最も観光客を迎えるスポットの1つとなった地下宮殿は、ワクフ総局に管轄が移された。
地下宮殿は、今日10時に観光客が見学のため入り口の列で待機している間に移管された。

■ワクフ総局の窓口が設置されるまで閉まった状態が続く

イスタンブル広域市が自らのチケット窓口を撤去した地下宮殿は、ワクフ総局が自らの窓口を設置するまで閉館される。
一方で、地下宮殿の明け渡しの瞬間がカメラに収められた。

■何があったのか?

イスタンブルにある歴史的な地下宮殿は、イスタンブル広域市から文化観光省に属するワクフ総局に移管された。
移管は当初イスタンブル市長のエクレム・イマムオール市長により大統領候補事務所のXアカウントから発表されていた。
イマムオール市長は、「地下宮殿の登記は、全くの法的、道義的な根拠もないままワクフ総局へ登録された」と書いていた。
イスタンブル広域市も、所有権がどの裁判所の決定も、行政通知または正式通知もないまま変更されたと述べていた。

■ワクフ総局に歴史的建造物が移されたのはこれが最初ではない

地下宮殿は、イスタンブル広域市の所有していた文化的、歴史的建造物でワクフ総局に移管された最初の建造物ではない。
ワクフ総局は、最初2021年3月にタクスィムのゲズィ公園の所有権がスルタン・ベヤズト・ハヌ・ヴェリ・ハズレトレリ財団へ移ったと発表した。イスタンブル広域市は当該の移管は「タクスィム広場のプロジェクトを妨害する」ために行われたと伝えた。
さらにその後、ガラタ塔、シシュリ・ハミディイェ・エトファル病院、ペラ・パラス・ホテル、セリミエ兵舎、アディレ・スルタン宮殿、ヴェファ高校、サイト・ハリム・パシャ邸のような長期間イスタンブル広域市の下にあった歴史的建造物もワクフ総局に移管されていたことが明らかになった。
イスタンブル広域市は、これらの移管について提訴していた。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:宮本 丞
記事ID:62239