イラン:サッカーが政治対立の舞台に変わるとき
2026年05月28日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イランと2026年ワールドカップ…サッカーが政治対立の舞台に変わるとき
【テヘラン:本紙】
2026年サッカー・ワールドカップの開幕まで、残すところ数週間となった。イラン代表の大会参加は、これまでになく政治的論争の影に覆われている。
本来、世界的なスポーツの祭典であるはずの大会は、米国とイスラエルによるイランへの戦争の余波、ホルムズ海峡の閉鎖、さらには外交上の対立やメディアからの圧力に取り囲まれている。
アジア勢のなかでも早い段階でワールドカップ出場を決めたイラン代表は、いまやピッチ上の対戦相手だけでなく、イラン国内から米国ロサンゼルスの街頭にまで及ぶ一連の政治問題にも直面している。
こうした緊張した空気を生み出している主な理由の一つは、今回のワールドカップが米国、カナダ、メキシコの3か国による共同開催であることだ。
イランと米国の外交関係は45年以上にわたって断絶したままであり、ここ数か月で両国関係はさらに緊張を増している。そのため、イラン代表が米国領内に滞在すること自体が、安全保障上の問題であると同時に、政治問題にもなっている。
(後略)
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翻訳者:熊本美空
記事ID:62359