モロッコ:民族伝承の語り部たちが集う国際的な祭典
2026年07月22日付 al-Quds al-Arabi 紙
■「モロッコ・ストーリーテリング・インターナショナル・フェスティバル」…30年にわたる口承遺産の保存
【ラバト:本紙】
ラバトで、第23回「モロッコ・ストーリーテリング・インターナショナル・フェスティバル」が閉幕した。同フェスティバルは記憶のための声として、また文明を結ぶ強固な架け橋という存在として、物語がそれとともに本来の場所に戻る、深遠なる人情の道のりの集大成となった。
アラブやアフリカ、そして各国から、語り部や民族の記憶を携えた研究者を含む使節団が、本には記録されることのない物語を聞こうと訪れた熱心な聴衆たちに、それぞれの民族固有の記憶を届けるために続々と到着した。これによってモロッコの首都は、丸一週間にわたって語り部たちにとっての世界的な集いの場に変わった。
「もし祖国が私に物語を語ってくれたら」というスローガンと「言葉はアイシャ・カンディーシャに」というサブタイトルのもとで開催されたこの祭典の企画には、マベル・ゴメス・オリベル在ラバト・メキシコの大使に加えて、民族の記憶遺産の保存に生涯を捧げた何人かの語り部たちを表彰するための感動的なひとときが含まれていた。同大使の表彰は、「外交も同様に物語を起点として始めることができること」や「芸術は依然として民族交流における最も強力な架け橋であること」を確認する文化的なメッセージのもとで実施された。
(後略)
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翻訳者:小澤和歩
記事ID:62562