チャタルホユック遺跡で幼児の骸骨、発掘
2026年08月28日付 Cumhuriyet 紙

コンヤ県のチャタル・ホユク遺跡の発掘調査で、18人の埋葬跡が見つかり「死者の家」と名付けられた遺構のすぐ隣から、8人の乳児の骨が見つかった。多く見積もって生後約6か月の乳児のものとされた。
ユネスコの世界遺産リストに登録されているチャタル・ホユックで進められている発掘調査で、新たな遺物・遺構が発見された。新石器時代のチャタル・ホユック東墳丘のなかの東側の地区で、「死者の家」と命名された遺構に隣接する場所から、8人の乳児の骨が見つかった。
チャタル・ホユック発掘調査団の代表であるアリ・オザン教授は、乳児の埋葬、その周辺との関連を通じて、居住地で最終段階で何が起こってたかを明らかにするため、考古学的な調査をしていると述べた。
◾️18人が埋葬された遺構を「死者の家」と命名
チャタル・ホユック東墳丘の東側で行われた調査では、開けた空間周辺に配置された建物の一つに、18人の人間の埋葬跡があることが確認された。
オザン教授によると、昨年発見されたこの遺構群は日常生活のために使用されたものではないとし、遺構内部の部屋から18人分の埋葬跡が見つかったことから、研究者らがこの建物を「死者の家」と名付けたという。
◾️「死者の家」の隣から8人の乳児の骨を発見
「死者の家」の向かい側では、台地、壁の装飾、角を設置した跡、粘土で作られた壁面レリーフなどを備えた別の建物も確認された。研究者らは、この建物が儀礼目的で使用されていた可能性があると分析している。
オザン教授は、この建物のすぐ隣から8人の乳児の骨が発見されたとして、次のように述べた。
「同じ建物のすぐ隣から、多く見積もって生後6か月までの乳児8人の骨が見つかった。人類学者と考古学者は、居住地で最終段階に何が起きていたのかを明らかにするため、これらの乳児と、その考古学的な背景について調査を進めている。」
◾️骨は人類学者が調査
人類学者による最初の調査では、発見された骨が乳児のものであることが確認され、おおよその年齢も推定されたという。
チャタル・ホユック東墳丘の東側における調査は、ポーランドのアダム・ミツキェヴィチ(Adam Mickiewicz)大学考古学部のアルカディウシュ・マルチニャク(Arkadiusz Marciniak)教授の指揮のもとで進められている。
◾️定着は紀元前6250年ごろに始まった
オザン教授によると、今回調査が行われている地域では、紀元前6250年ごろから人々が定着を始めたとみている。
同教授は、チャタル・ホユック東墳丘での生活は、しばらくの間、西墳丘の集落と並行して続いていたと説明する。その後東墳丘は完全に放棄され、人々の暮らしは西墳丘だけで続くようになったという。
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翻訳者:小林佑輔
記事ID:62741