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【政治部】マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日朝、テヘラン大学中央図書館アッラーメ・アミーニーホールにおいて行われた、大学、技術・研究センターの1385年から86年(西暦2006年から07年)の始業式によせて講演を行い、「もし、イランの核施設が攻撃にあったら、前のものよりも優れたものを作り出す。その技術は、若者たちの脳裏・思考の中に存在するからだ」と語った。
また、アメリカの外交評議会との面談について触れ、評議会メンバーの一人が『核技術獲得についてのあなたの考え方は正しいが、もし(核技術を)あなた方が保有すれば、エジプト、サウジアラビア、その他の国々も欲することになるだろう』と述べたことを明らかにし、「『彼らも核技術を持ったら何が問題なのか。あなた方だけがこのエネルギーを活用しなければいけないというのか。それに何故、自分たちの(核)施設を隠しているのか』と我々は言っている。この問題は、こうした(核保有)反対が論理的でなく、イラン国家の発展に反対していることを示すものだ」と語った。
大統領はさらに、「NPT(核拡散防止条約)のどこにも、彼らの信頼を得なければならないとは書かれていない。彼らに頼ることなく我々がこの技術を獲得することを快く思っておらず、毎日のように核施設を攻撃したいと言っていた。もちろん彼らにそんなことは出来ないが、もし仮に、そんなことが起こったとしても、我々はさらに優れたものを作り出す。なぜなら、その技術はイランの若者の脳裏・思考の中に存在するからだ」と述べた。
大統領府の報道(機関)詰め所からの報告によると、大統領はアメリカや西側諸国の一部がイランの平和的な核活動に反対していることについて触れ、「イスラム共和国の敵は、核兵器を口実に、イランの核エネルギー獲得に反対している。しかし、これはたった一つの口実でしかない。」と語った。
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URL: http://www2.hamshahri.net/hamnews/1385/850709/news/siasi.htm#s2019
(翻訳者:關岡 敦子)
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