高級レストラン「ズィヤ・シャルク・ソフラス」では、富裕層の顧客のために‘黄金の間’サービスを始めた。この部屋では、天井から食器類まですべてに金の装飾が施されている。
保守富裕層御用達の高級レストラン「ズィヤ・シャルク・ソフラス」では、富裕層の顧客のために‘黄金の間’サービスを始めた。ズィヤ・シャルク・ソフラスのオーナー、アフメット・ビンギョルとラマザン・ビンギョル兄弟は、イスタンブルのフロリアにあるレストランの上階に20人用と10人用の二つの黄金の間をしつらえたという。
ビンギョル兄弟によれば、黄金の間では、天井、肘掛け椅子の装飾、食器やナイフ・フォーク類にいたるまですべてが純金で装飾されているという。また、ワイヤレスのインターネット、DVD、プラズマスクリーンまでも備え付けられているそうだ。
オスマン風の装飾を施されたサロンでは本物のスルタンの勅令やマーブリングの絵画の複写も展示されている。ビンギョル兄弟はこの部屋に関して以下のように説明した。
“部屋の装飾はトプカプ宮殿をはじめとする多くの建築物の装飾で知られるセミフ・イルテシュ氏の手によるものです。肘掛け椅子にはトプカプ宮殿で実際に使われた本物の布地を使用しました。さらに純金製のチューリップのモチーフを使用したグラス類は特別に作らせました。給仕たちには特別な制服を用意するつもりです。デザイナーのジェミル・イペクチ氏とともにデザインを考案中です。”
URL: http://www.milliyet.com/2006/10/25/ekonomi/axeko01.html
(翻訳者:三澤 志乃富)
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