2006年12月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面
【アンマン:アル=ナハール】
パレスチナとイスラエルのアラブ人からなるギリシア正教会の指導者55名は、ヨルダンとパレスチナの両政府に対して、ギリシャ正教会のエルサレムおよび全聖地の総主教であるテオフィロス3世への承認の撤回を求めた。「総主教が約束に違反して、ヤッフォ門での土地売買取引の阻止を放棄したこと」が理由だという。
ヨルダン政府はテオフィロスを辞任させられた前総主教イリネオス1世の後継者としてエルサレム総主教に承認する前に、取引を取り消すよう努力すること、いかなる総主教座の財産もイスラエルの政府および企業に賃貸あるいは売却しないこと、ヨルダンで教会に適用されている法律に基づいて、アラブ人司祭の状況を改善することを条件としている。
(後略)
URL: http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/nahar/061222nahar_nk.mht
(翻訳者:河上直衣)
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