2006-07-31  《正義を求める学生たち》、バーザルガーンの国境を通過:でもやっぱりトルコで足止め シャルグ紙

2006年7月31日付シャルグ紙4面

【ISNA】レバノン人民抵抗運動に合流することを目指していた《正義を求める学生運動》の学生らの第一陣が、出発から4日後、ついにトルコとのバーザルガーン国境を通過することに成功した。

 《正義を求める学生運動》中央評議会の委員で、同組織の実行責任者を務めるアミール・ジャリールネジャード氏は、このように述べた上で、次のように続けた。「2日間の座り込みの抗議、そしてさまざまな衝突の末、数時間前、レバノン人民抵抗運動との合流を目指していた学生らの第一陣が、バーザルガーン国境を通過した。しかしこのグループはバーザルガーン国境を通過後、今度はトルコ側の国境で、トルコの国境警備兵らによって停止させられてしまった」。

 同氏はさらに「トルコの国境警備兵らは足止めの理由として、ヒズブッラーの旗をたなびかせ、カーキ色の服を着、クーフィーヤ(アラブ人がかぶる頭巾)をかぶっていたことなどを挙げ、通常の旅行者と同じようにトルコに入国するよう言っているとのことだ」と付け加えた。その上で同氏は、「学生らは、このような障害をも乗り越えるべく、努力しているところだ」と語った。

URL: http://www.sharghnewspaper.com/850509/html/polit.htm

(翻訳者:斎藤正道)

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