2006年08月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面
【アンマン:諸通信社】
72歳になるヨルダンの貧しい老婦人が、ヨルダンテレビが放映した救援への呼びかけに応じ、レバノンとパレスチナの両民衆のため、鶏2羽とひと籠の卵を寄付しようと道を急いだ。
「この世で持っているものといったらこれが全て。同胞への寄付として提供したい」と言うハリーマおばあさんは、2羽の鶏と卵でいっぱいの小さな籠を手に、ザルカー県庁に向かった。そこである市民に止められて事情を聞かれた彼女は、救援の呼びかけを耳にして、いち早く全財産を寄付しに来たと答えた。
URL: http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/060802ahram_ky.mht
(翻訳者:山本薫)
編集 ニュース一覧ヘ