■中国、サウジアラビア:パレスチナ国家達成のための支援を改めて表明
2012年1月17日『アル=アハラーム』
【ジッダ:ナスル・ザアルーク】
中国の温家宝首相のリヤド訪問の終わりに、中国とサウジアラビアの双方の国は大いなる進歩に満足感を表明した。大いなる進歩とは、全ての分野における両国の友好協力関係で達成した進歩のことである。また、両国は、二国間におけるすべての分野で両国・両人民の利益に貢献し、地域的地球的レベルにおける平和と安定と発展を支えるよう二国間の関係を改善しようという意欲を強調した。双方は共同声明において、関連の国際諸決議に基づく公正かつ包括的なアラブ-イスラエル紛争の解決は、中東地域の安定の基礎をなすとともに、両国の平和と安全に対する緊張・脅威の主要な源を絶つであろうと強調した。そして両国は、独立で自立可能なパレスチナ国家樹立とアラブ和平提案の重要性に対する支持を確認した。また、双方はあらゆる形式のテロリズムに対する断固拒否の姿勢を強調した。テロリズムは、世界中のあらゆる場所の平和と安定を脅かすものである。
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( 翻訳者:栗原友美 )
( 記事ID:25231 )