エジプト:エジプト軍、「テロリスト」12人の殺害と「同胞団」デモとの軍事衝突について発表
2014年10月04日付 al-Hayat 紙


■エジプト:エジプト軍、「テロリスト」12人の殺害と「同胞団」デモとの再三にわたる軍事衝突について発表

【カイロ:本紙】

昨日(3日)、エジプト軍報道官のムハンマド・サミール准将は、ここ数日のうちに、軍は多くの県において大規模な治安出動を展開し、テロリスト分子12人を殺害し、68人を拘束したと発表した。

准将は声明の中で、軍は先週の日曜日(9月28日)から警察の協力のもとに「北シナイ県、イスマイーリーア県、ダクハリーヤ県、ポートサイド県において多くのテロリストのアジトへの攻撃に成功し、攻撃時の銃撃戦でテロリスト12人を殺害し」、12人のうちには「非常に危険な過激派分子の1人」であるムハンマド・サルマーン・アブー・シータが含まれていたことを明らかにした。

さらに准将は「軍はイブラーヒーム・サラーマ・アブー・シーハ(公安当局が指名手配中の危険な過激派メンバーの1人)を含むテロ組織メンバーと犯罪者あわせて68人を拘束した」とつけ加え、また「軍・警察へのテロ活動で使用された車17台とオートバイ49台を破壊し、大量の武器と爆弾を押収し、さらにテロ組織が使っていた野戦病院を接収・破壊した」と述べた。

一方、デルタ地方(下エジプト地方)カルユービーヤ県の治安機関は、シュブラー・ヒーマの同機関第一管区の建物と市議会に隣りあわせて粗製爆弾が設置されていたのに対して、市民防衛隊を投入し遠隔操作で爆弾を処理することによって爆発を未然に防いだ。

(後略)

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( 翻訳者:小原美寿佳 )
( 記事ID:35509 )