ヨルダン:イスラーム国加入を試みたアラブ人複数名を逮捕
2014年11月24日付 al-Hayat 紙

■「ダーイシュ」(イスラーム国)への加入を試みた「アラブ国家の市民」複数名を逮捕

【アンマン:ターミル・サマーディー】

ヨルダン軍は昨日(23日)、アラブ国籍の人物複数名が、隣接する国の一つに侵入し、「テロ組織に加入して隊列に加わり、戦闘に参加」しようとした試みを阻止したと発表した。

軍の声明の要約によれば、「国境防衛隊は、アラブ国籍の人物複数からなるグループによる隣国への侵入作戦の阻止に成功した。彼らはテロ組織に加入して戦闘に参加しようとしていたが、すでに専門機関への送検がなされている」。

国家治安・軍事裁判所は昨日、「イラクとシャームの『イスラーム国』(ダーイシュ)の思想を広め、同組織への加入を図り、また他の組織の戦闘員を徴募するための」情報ネットワークを利用したとされる容疑者らの件の審理を継続した。

司法情報筋は本紙に対し、「裁判所は13名が被疑者とされている事件の審理を行っている。被疑者のうち1名は、法廷から逃走した。また水曜(26日)には、8名が被疑者となっている8つの事件に関し、8回法廷が開かれ、審理が行われる」と述べた。

同裁判所は、今月初めに行った9回の審理により、「ダーイシュの思想を広める」ための情報ネットワークを利用したとして、7名の被疑者に有罪判決を下していた。被疑者らはまた、「国外の武装集団・テロ組織に加入した」ともされた。被疑者らには、2年から5年3カ月間の重労働が課されている。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:前田悠作 )
( 記事ID:35956 )