米土、シリア反政府兵士教育で協定締結
2015年02月19日付 Yeni Safak 紙


トルコ、アメリカ間で、シリアの反政府組織へ「教育」プログラムについて合意が取り付けられ、署名された。両国間でしばらく交渉が行われていた合意文書が、外務省で夕刻、フェリドゥン・スィニルリオール外務次官とアンカラ駐在のジョン・ベース米大使によって署名された。

調印式でスィニルリオール外務次官は演説し、合意が二国間の戦略的パートナーシップの枠組みで踏み出された重要な一歩であることを協調し、これは一歩目にすぎないと述べた。「もっとやるべきことが沢山ある。近隣でそして世界の様々な場所でとても混沌とした状況が起きている。そのため、共に協力することが変化を生み出すと我々は信じている。」と述べた。

アメリカのベース大使も、合意文書の署名に至るまで尽力してくれた人々全員に謝意を示しつつ、「我々がともに努力することで、常に我々はよりパワフルなものとなっているし、我々に協力強化の機会を与えた全ての公式合意は、我々を、同時にこの地域をよりよい状態にすることになる。これは始まりに過ぎないことと、もっとやるべきこと
があるという点で、同感です」と述べた。

ベース大使はこの一歩を踏み出せたことに満足の意を示し、「アメリカ政府を代表し、あなたがたへ、そしてあなた方の同僚の方々へ、ここまでたどり着いたことで、議論のプロセスであなた方が示してくれた歩み寄りに、強く感謝します。この歩み寄りが、二カ国の戦略的パートナーシップが依拠する原則と、どのようにそれが実現されるかを本当に反映したものだと考えています。」と話した。

トルコ・アメリカ共同で実施されるプログラムが、近いうちに始まると見られている。外交筋は、プログラムの目的は、シリアでジュネーブ宣言の原則のもと、真の政治的変革を目指すものであると述べた。

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( 翻訳者:矢加部真怜 )
( 記事ID:36972 )