エジプト:シナイで住居が砲撃され、11名死亡
2015年04月10日付 al-Hayat 紙


■エジプト:シナイで住居が砲撃され、11名死亡

【カイロ:本紙】

出所不明の砲撃によりシナイ北部のシャイフ・ズウェイド市南部にある、隣接する2軒の住居が破壊され、幼児を含むエジプト人11名が死亡、他6名が負傷した。また、アリーシュ西部の海岸部の国際道路上で、治安部隊の車列を狙った爆発で2名の警察部隊兵士が死亡、3名が負傷した。

医療情報筋によると、爆弾は一軒の住居を完全に破壊し、3名の幼児を含む10名が死亡、住居の瓦礫の下からそのうち9名の遺体を収容した。また、隣接する住居の一部も被害を受け、幼児1名が死亡、女性2名と幼児4名が負傷した。

また、軍の報道官ムハンマド・サミール准将は、軍がシナイ北部の複数の町で4日間にかけて29名の「武装者」を殺害したことを発表した。そして、アリーシュのクーザ地区のある拠点でテロリストをその集会中に攻撃し、テロリスト11名を殺害したことを示した。これにより、その拠点のテロリスト全員を殺害し、拠点を完全に破壊、7名の容疑者を捕らえたことになった。

軍はそこに多数のテロリストが集まるという確かな情報を得た後、シャイフ・ズウェイドのトゥーマ地区、ラフタート地区、カワーディース地区にあるテロリストの住居を標的に定めた。その結果、18名のテロリストを殺害、複数拠点を完全に破壊、テロリストの52の拠点や、集合・潜伏する地域を破壊した他、ある学校内で、激しい威力をもつC−4(プラスチック爆薬)の袋を10袋を押収、また、ラフタート地区では、爆弾の生産や爆弾を車に仕掛ける作業場をおさえ、破壊した。ここからは7つの爆弾と12体の砲弾が発見された。

(後略)

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( 翻訳者:美濃はるか )
( 記事ID:37294 )