■「ダーイシュ」がパルミラ遺跡の劇場で捕虜を処刑
【ワシントン:ジョイス・カラム/ロンドン、ベイルート:本紙、AFP】
「イスラーム国(ダーイシュ)」は、昨日(5月28日)、パルミラのローマ劇場で捕虜を処刑した。反体制派の活動家らは、「(その捕虜たちは)イラン人、アフガニスタン人、またシリア政府の人間」だと述べた。
一方、デンマークのマーティン・リデゴー外務大臣は、本紙に対して、「イランは問題の一部であり、それゆえに解決の一部だ」と述べ、「すべての(シリア)国民が解決を見出すことの重要性を認識するため」、シリア全土の有力者を対話に巻き込むことの大切さを指摘した。
また、同大臣は、デンマークがいかなるシリア分割案にも反対することを強調した。同大臣は、「ダーイシュ」がパルミラを支配したからといって、「悪としてはまし」なアサド政権の(解決プロセスへの)参加の必要性が認められるわけではないと指摘した。
「シリア人権監視団」の代表は、昨日(5月28日)、「「ダーイシュ」は、パルミラ遺跡のローマ劇場で、多くの住民の立会いの下、政府側に立って戦ったシーア派とアラウィー派の男性20人を銃殺によって処刑した」と述べた。
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:中本明花 )
( 記事ID:37660 )