■ 西岸でイスラエル兵の銃弾でパレスチナ人が死亡
【シルワード(西岸):ロイター、AFP】
パレスチナ医療筋は本日(金曜日)、被占領下西岸のラマッラー市東部の町シルワードにおいて、パレスチナ人一名がイスラエル兵たちの銃弾で殺害されたと発表した。
パレスチナ自治政府厚生省は、シルワードの入り口を見下ろすイスラエル軍監視塔の中にいた占領軍兵士たちの発砲により、イッヤード・ハーミド(38歳)が殺されたことを公式筋から伝えられたと明らかにした。
シルワード町議会議員のマーヘル・サルジー氏は、「占領軍兵士たちの銃弾を浴びて殺されたイッヤード・ハーミド青年は、生活を支えるのに重要な役割を担っており、結婚していて三人の子供がいる」と語った。マーヘル・サルジー氏はさらに「占領軍兵士たちは私たちがシルワード西側入り口の発砲現場に近づくことを許さず、遺体は兵士たちが運び去っていった」とつけ加えた。
一方イスラエル軍は、占領下西岸のラマッラー市北東の町シルワードの入り口付近で不審なパレスチナ人を殺害したと発表した。イスラエル軍の女性スポークスマンはフランス通信社(AFP)に対して「イスラエル軍の兵士たちは、シルワードの軍事拠点目がけて走ってくる不審者を見て発砲し、その結果相手は死亡した」と語っていたが、まもなくして軍は、死亡したのがパレスチナ人であることを認めた。
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( 翻訳者:小倉摩椰 )
( 記事ID:41113 )