イラン革命防衛隊の小型哨戒艇、ホルムズ海峡で米国駆逐艦の航行を妨害
2016年08月25日付 Jam-e Jam 紙


 アメリカ合衆国国防総省の当局筋が、革命防衛隊の4隻の小型哨戒艇がホルムズ海峡付近で米海軍駆逐艦の航行を妨害したと主張した。

 メフル通信を引用した本紙報道によると、米国防総省の当局筋が、イラン・イスラーム革命防衛隊の4隻の小型哨戒艇が火曜日にホルムズ海峡付近で米駆逐艦に対し航行妨害を行ったと主張した。

 この米国国防当局筋は、匿名を条件に、「イランの小型哨戒艇の内2隻がミサイル駆逐艦USSニッツェの300ヤード(約285メートル)まで接近したが、このような行為は安全を無視した素人芸である」と酷評した。

 この国防筋は以下のように主張した。「イランの小型哨戒艇が、急速にこの駆逐艦の位置に接近し危険かつ航行の妨害を行った。これは、駆逐艦ニッツェが自衛手段を採りかねない重大な事態を引き起こしかねないものだった。」

 この国防筋は、さらに次のように主張した。「駆逐艦ニッツェは、イランの小型哨戒艇群を避けるため自ら進路変更を余儀なくされた。」また彼は、「イランとアメリカに外交関係があれば、この事件はホワイトハウスが外交を通じて抗議することができた」と訴えた。

 イラン革命防衛隊が、常にアメリカ軍の活動をイラン領海付近で注意深く監視していることは言及に値することである。

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( 翻訳者:TK )
( 記事ID:41166 )