カタール:金曜午前7時より、ガザ地区における戦闘休止と人質解放が開始(1)
2023年11月23日付 al-Mudun 紙


■カタール政府は金曜午前7時にガザでの戦闘休止協定が発効すると発表

【本紙】

カタール外務省のマージド・アンサーリー報道官は、ガザ地区の戦闘休止は金曜日(24日)の現地時間午前7時に始まると述べた。

報道官は、すべての当事者および調停者とのやり取りが終了し、解放される人々の名簿が引き渡されたことを強調した。また人質となっていた民間人の最初のグループの引き渡しは、金曜日の午後4時頃に行われると述べた。

そして同氏は、解放される最初のグループの中には13人の女性と子供が含まれており、50人の解放が4日間に分けて行われると説明した。

さらに同氏は、戦闘休止期間の4日間に残りの人質に関する情報が収集されると強調し、この人道的休止が、恒久的停戦と恒久的和平を達成するためのより大きな取り組みの開始へつながるという期待を表明した。

一方ハマスの軍事部門であるカッサーム旅団は、この合意は、カッサーム旅団やパレスチナ抵抗勢力、また敵であるイスラエルによるすべての軍事行動を、金曜の朝から4日間停止することを規定していると述べた。

さらに同組織は、ガザ地区南部における敵の航空機の飛行を完全に停止する一方で、ガザ市と北部では毎日午前10時から午後4時までの6時間、イスラエル軍航空機の飛行を停止することが合意で規定されていると付け加えた。

また、イスラエル人捕虜1人につき、女性や子供のパレスチナ人捕虜3人が釈放されることを強調した。これは、パレスチナ人捕虜150人の釈放と引き換えに、女性や19歳未満の子供であるイスラエル人捕虜50人を釈放することを意味すると述べている。

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( 翻訳者:宮﨑梨菜 )
( 記事ID:56771 )