アラブ諸国:イード・フィトルの初日、19の国で決定(1)
2024年04月10日付 その他 紙


■19のアラブ諸国で水曜日がイード・フィトルの初日となる

【アナトリア通信】

火曜日(9日)の夕方にシャッワール月(注:ラマダーン月の翌月)の新月観測が確認されたことを受けて、5つのアラブ諸国は水曜日がイード・フィトルの初日になると発表した。それにより、イード・フィトルの初日を発表したアラブ諸国の数は19にのぼった。

サウジアラビア、UAE、カタール、クウェート、バーレーン、スーダン、エジプト、パレスチナ、レバノン、イエメン、チュニジア、アルジェリア、シリア、モーリタニアは、一昨日月曜日に、水曜日がイード・フィトルの初日と発表した。これは月曜日の夕方にシャッワール月の新月が観測できなかったからだ。

そして昨日の火曜日、ヨルダン、イラク、モロッコ、リビア、オマーンも、夕方に三日月観測が確認された後、各国のワクフ省やファトワー庁から出された個々の声明によって、イード・フィトルの初日を水曜日とする国々に加わった。

ジブチ、ソマリア、コモロ諸島では、すぐにはイード・フィトルの開始日が明らかにはならなかったが、これらの国々はサウジアラビアとラマダーン月の新月の観測日(=ラマダーン月の開始日)が合致していたことから、おそらくイード・フィトルの初日も水曜日になるだろう。

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( 翻訳者:森川明穂 )
( 記事ID:57644 )