タイム誌がアウンサンスーチー氏を10年間で最も影響力のあった人物に(9-15-14-1)
2013年04月22日付 The Voice 紙
ヤンゴン 4月18日
アメリカ合衆国を活動拠点とする世界的に有名なタイム誌は、この10年間で最も影響力のあった人物を選出するためにオンライン投票を実施したところ、国民民主連盟議長ドー・アウンサンスーチーが圧倒的な票数で選出されたと、同誌の発表を引用し世界中のメディアが一斉に伝えた。
上記の10年間で最も影響力のあった人物としてインターネット調査をしたところ、最終段階でポップシンガーのレディ・ガガとノーベル平和賞授賞者ドー・アウンサンスーチーがトップレベルに達し、得票率61%でドー・アウンサンスーチーを最も影響力のあった人物に選んだことを同誌が発表した。
この選出に関連してシャン民族民主党の国民代表院議員ウー・イェートゥンが「ドー・アウンサンスーチーがこのように選出されたのは当然だ。彼女はレッパダウン鉱山の問題で、人々から好かれることだけを見ず(考えず)に、しかるべき成果を出すよう行動できる人だ」と見解を示した。
「ドー・アウンサンスーチーは民主化活動の象徴なので、私たちはみな誇りに思う必要があるように、国家建設においては各自が責任を果たす必要がある」と情報省副大臣のウー・イェートゥッのFacebookページに書かれていた。
国民政党と議会に対して影響力があり、国軍に関し接触の仕方が正しかった(国軍との関係が良好になった)ので、国軍に対してもドー・アウンサンスーチーが一定の影響力を持っていること、また、彼女がタイム誌の授与する上記の賞に相応しいということを国民代表院議員エーマウン博士が本誌に語った。
「争いを解決する人(ドー・アウンサンスーチー)の信念と立場は架空のものではなく、現実的である。次の世代を率いることができる人だと多くが信じている人物の一人だ。彼女がこの賞を授賞するに相応しい」と同氏は見解を示した。
タイム誌は上記の選出のために4月中にオンライン調査をしたところ、アメリカ合衆国大統領バラク・オバマとその妻ミシェル・オバマ、番組司会者のオプラ・ウィンフリー、Facebook創始者マーク・ザッカーバーグらも、最も人気があったこと、しかし、レディ・ガガとドー・アウンサンスーチーの2人が最終選考まで残ったことを同誌が述べた。
民主化運動におけるひとつの証としてミャンマー国内および国際社会から認められているドー・アウンサンスーチーは61%の票を得て、レディ・ガガを22%上回って勝利したことをタイム誌が伝えている。
( 翻訳者:田崎巧 )
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